開発部

K・M

開発部 K・M
仕事内容の紹介
開発部では、医薬品の製造プロセスの開発をしており、大手製薬企業から受託の依頼を受けて開発するテーマや自社開発するテーマなど様々です。基本的には有機合成の知識を駆使してコストダウンを図ったり、安全で堅牢性の高い製造方法を模索していきます。現在ではベテラン研究員として、実験業務のみならず、後輩たちの指導やクライアントとの連絡窓口を担当することも多く、コミュニケーションスキルが必要になってくる場面も多いです。基本的には1人1テーマで対応しているため、若手の研究員でも大きなプロジェクトを任されることが多く、プレッシャーも大きいですが、その分やりがいも大きいです。(実際、入社2年目の研究員が塩野フィネスの売り上げTOP3に入るテーマを担当しています)
また、塩野フィネスには研究員同士で助けあう風土が根付いており、研究員同士のディスカッションも盛んです。トイレで一緒になった時、廊下ですれ違った時などに「そういえば、あの反応は○○の方法でできるんじゃない?」のような場面も多いです。
仕事をする上で心がけていること
製造プロセスの開発で日々心がけていることは、「実験データは嘘をつかない」ということです。プラントスケールで製造を行った際にトラブルが発生することはありますが、多くの場合はデータの取得不足が原因です。製造でのあらゆる事象を想定し、それに応じた実験データを取得しておくことが最も大切で、実験データに裏付けされたプロセスを開発をしておけば大部分のトラブルは防げるものです。そのため、単純なデータを取得する場合でも、あらゆることを想定して「繊細な」実験データを取得するよう心がけています。
アメリカでの経験
昨年、事業のグローバル展開に向けて、アメリカで開催された展示会に塩野フィネスが出展した際、研究員として参加しました。市場調査や来客の対応を行い、塩野フィネスの魅力を海外に発信しましたが、ある程度の手ごたえを感じることができ、成功に向けて順調に進んでいるところです。
ただ、英語の未熟さを痛感させられました。塩野フィネスではグローバル展開を見据えて英会話教室を6年前から開催しており、私は開始当初からずっと受講しています。正直なところ、惰性で受講していた部分もありましたが、この未熟さを痛感した経験と、海外の大学で博士研究員の経験がある社員が入社したことも相まって英語に対する意識は非常に高いものとなりました。今となっては、英会話教室が楽しみですし、勉強する機会を提供してくれることに感謝しています。
英会話以外にも社員のチャレンジにはとことん応援してくれる会社です。資格取得に対しての援助はもちろんのこと、業務の効率化が図れるとなれば、最新の実験機器などもスピーディーに導入してくれます。人や組織が成長するための投資を惜しまない風土があります。
就活生にメッセージ
会社の雰囲気などカタログスペックでは分からない部分が多々あります。後悔しない就職活動となるよう、いろいろな会社に足を運んでみてください。また、万人受けする100点の受け答えもいいのですが、やはり素の自分で勝負してみてください。必ずあなたと相思相愛の会社はあるはずです。
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